『平凡』の平凡な思い出(217) ー危ないんじゃない・・?ー

 

 

          『平凡』の平凡な思い出(217)

                                    ー危ないんじゃない・・?

 

9月7日、超大型台風10号が九州を襲った日の夕方、そのニュースを聞いて私はびっくりたまげましたよ。内閣支持率が急上昇したとか・・。

JNN調査で27ポイントも跳ね上がって62%になった(支持できないが26ポイント減で36%)とうものです(他の調査でもJNNほどでなくても20ポイントほど上がっていた)。

お人好しにも程があるだろ、「バカー!」と言っていけないのなら「あまりにも愚かすぎるだろ」と一人ひとりにその真意を聞いてみたい気分ですよ。

コロナ禍に対する政府の取り組みについても評価するが20%増で46%に(評価しないが15%減で46%に)上がってました(JNN)。

これでは今まで反対批判していた理由は何だったのかわからない?

 

東京の『こち特』ではこの”変異現象”のことが早速翌日に記事になっていました。無論問題視したからだと思います。次の日曜(13日)には同じく東京の紙面で前川喜平氏が「日本国民は蒙昧の民か」と題し、批判論じていました。

以前にも”弔い選挙”なんてことがありましたが、まさに”理より情が優先してしまう日本人的キャラクター”を今一度考え直さなくてはいけないのではないでしょうか?

投票理由にしても「握手してくれたから」とか「地元のお祭りに来てくれた

から」と言うのがまだまだ多いわけでしょ?

 

そして、元首相の先生、成蹊大学の加藤節氏(政治哲学)の話がネット記事(AERA)に載っていました。

「安倍さんが病気で辞めたことと、政権が行ってきた政策の総括とは別です」とやはりはっきり言っています。そして、「安倍政権には”負の遺産”しか見つからない」と順番に挙げています。

・<立憲主義を否定、法的安定性を崩壊させた>

2015年閣議決定だけで解釈改憲集団的自衛権を合憲にしてしまったこと等。

・<政権全体に無責任体制をつくってしまった>

大臣の不祥事「責任を痛感している」と言うだけで実際には責任を取らない。

財務省の公文書改ざん事件で職員が亡くなったことに対しても責任を取るよううすがない。

・<長期政権の病理>

「安倍一強」とされ党内で論争がなくなる。これは実は政治的に非常に脆弱(ぜいじゃく)な政権だった、等述べています。

 

しかし、”理より情が先に出てしまう”こと・・見方を変えると、だから自公政権が継続しているんでしょうね?

東京12日付けでは口がひん曲がっている麻生大臣の「若者が政治に無関心なのは悪いことではない」発言が取り上げられていました。それはそうでしょう、麻生さんたちにとっては若者に限らず有権者が無関心なままなら、いくら不正をしようと財務大臣を続けていられるからでしょう。漢字が読めなくてもそのくらいは考えているわけです。

 

本当にこれ日本人論としても話し合ってほしいと思っているのですが、西欧の国でも同じようなことが起きるものなのでしょうか?またはご近所の韓国、中国、東南アジアの国々ではどうなのでしょうか?

 

そして、菅政権に”代替わり”しましたが、私たち有権者が変わらなければ格差も解消されないどころかますます広がり、モリ・カケ・サクラ等はすべてチャラにされてしまい、米国から使い道のない大量破壊兵器を爆買いする国になってしまう・・。やはりあまりにも理がなさすぎるでしょ。危ない!

                                 -言う権者

     

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