『平凡』の平凡な思い出(223)ー政治家さんたちの”良識ある発言”ー

『平凡』の平凡な思い出(223)

           ー政治家さんたちの”良識ある発言”

 

厚労省のお役人の深夜までの宴会が発覚した後、加藤官房長官は「正直言って一体何をやってんだという思いを強く持ちました」と怒り、世耕参院幹事長は「その人数、時間オーバー具合を知ってはっきり言って怒りに震えました。とんでもないことをしたと言うふうに思っています」といきり立っていました。(3月30日)。

しかし、こんな”良識のある人たち”がなぜ「モリ」「カケ」「桜」とどれも悪質な事件・犯罪なのにそれらの中心人物である安倍晋三に対しては怒りに震えないのか?まったく不思議です。

 

   ー良識の都ー

小池都知事によると「東京の医療を守る、何よりも都民の命を守る、そのためには今まで以上の取り組みが必要になる」とのことです(4月9日の会見)。

そして変異ウイルスを拡大させないための3つの対策は以下の通り。 1:徹底した人流の抑制、2:徹底したあらゆる場面のリスクの抑え込み、3:徹底した医療提供体制などの整備。中でも最も重要と強調したのが「徹底した人流の抑制」だそうです。

ならばTOKYO五輪は中止にすべきでしょう!言っていることとやっていることが180度ちがう。そう思いませんか?

そして、最近の報道で少し気になるのはまるで国が開催するような感じですが、オリ・パラの主催は東京都ですよ。決して国ではありません。これは大事な点なので押さえてもらいたいと思っています。

(なおこれらに関することが4月22日付けの東京新聞の読者欄に私の投書がー拝啓小池都知事さま、と言う書き出しでー掲載されていますので併せて読んでいければ幸いです)

 

さらに平屋だか二階だか三階だか知りませんが、この”老獪おじさん”の言うこと(一転して)「中止もあり得る」、これは何か裏口がありありでしょう?何かの伏線を張っていたのではと勘繰れませんか・・?

報道では中止にすると政権が維持できなくなるとか言われていますが逆じゃないですか?開催強行が世論の反発を受けているわけですから世論に抗うことは政権維持につながらなくなる・・?ちがいますかね?

                                ーボンちゃん