『平凡』の平凡な思い出(201)
            ー今回もまたざっくばらんにⅥ

 

上野浅草(山手線の東側)――中学時代同級生が映画を見に行き、その際おっかないお兄さんに脅され小遣いを巻き上げられてしまった話を聞き、中野育ち(山手線の西側)の私は何か長い間危ないイメージがありました。
そんなことをハガキに書き浅草生まれの永六輔さんに送ったこともありました。
上野の広小路口の地下道に入ると”プーン”とトイレの臭いがしてきましたよね。無論今はそんなことないですよ。
そして『あぁ上野駅』の歌碑がありますね。石川啄木井沢八郎、そして今でも東北出身の人たちにとっては”出発点”みたいな感じがあるんでしょうね・・。
家の近所にも確か青森からだったと思いますが、まだ十代の青年というよりニキビ面の少年が襖屋さんで働いていました。

 

時々報道番組を聞いていて(TVなら見ていて)「それって事実とはちがうんじゃないの?」と思うことがあります。
TBSラジオの『セッション22』を週2~3回聞いていますが、7月の参院選前の放送で平沢勝栄議員(自民)の話がそれに当たりましたので、その後番組宛てにEメールで投書をしました。
<確か7月18日放送だったと思いますが、警察官僚の平沢氏の話・・。
例えインタビューであっても明らかにおかしいと思えること、事実とはちがうことであればすぐにキャスターの荻上さんかスタッフが訂正すべきではないでしょうか?
憲法24条だか25条の解釈で平沢さんはお知り合いの先生の話を出し、結婚は異性間で行うもの・・・とか話していましたが、私は法律の専門家ではまったくありませんが、自民で元警察の親分が言っていること、これは怪しいなと感じました。

そしたら案の定、次のコーナーで憲法学者の木村さんが「平沢さんの話はちがうのではないか」と指摘してくれたからまだよかったと思います。
(余計なおせっかいかも知れませんが、今ならネットですぐに調べられます)

 

そして、もう一つ、財務省の資料書類隠ぺい改ざんの話の時、平沢氏は「今、自公で協力して改善するように努力しているところです」みたいなことを平然と言っていましたが、これはまるで罪の意識のない答え、あまりにも常識を欠いていませんか?

私に言わせれば”泥棒が防犯委員をやっているようなもの”で泥棒したことは棚に上げて、「いやこれから真面目にやるよ」と言っているようなもので誰が信じられるか、と普通はなりますよ。
このような時も少なくてもすぐに「市民感覚とあまりにもかけ離れていませんか?」と突っ込みを入れるべきだったと思いますが、いかがでしょうか?
そうでないと聴取者にまちがった情報を送ってしまう。これは問題です。

 

それにしても「モリ・カケ」は首相とその周辺の犯罪であることは明らか、証拠はいくつもあり、なおかつお役人が隠ぺい改ざんをしていたわけです。
本当に民主主義国なら少なくても調査・捜査は行われるものではないでしょうか?>と、草の根から意見を発信しました。

 

これは無論この番組に限らずどの番組にもあり得ることです。
勿論考え方が人それぞれちがうのは当たり前のことですが(前部一緒だったらおっかない)、しかし、事実を変えてしまうことや正反対のことにしてしまうことは決して許されることではないでしょう。これは何もトランプだけじゃない、日韓関係だけじゃない、日大アメフット部だけの問題じゃなく事実は事実として正確な報道をお願いしたいものです。
入口でまちがうと後が大変しょ・・・!

 

先日環境大臣に就任した小泉進次郎が落語ファンだということはご存知ですか?知らなかったのは私だけかも・・。それでこの”クレパスしんちゃん”を少しは見直したのですが・・。しかし、落語という芸は庶民の立場に居続けて、いつでも庶民の目の高さから語っている。決して権力者のサイドにはいない。
『目黒のさんま』『たがや』『将棋の殿様』等、武士階級をからかったり時には糾弾している。そのことをしんちゃんはわかっているのだろうか?

 

                          ―ボンちゃん

 

     ※過去のものはこちらに載っています
          http://blogs.yahoo.co.jp/sikamac