『平凡』の平凡な思い出(214)―泣かないで声を出しましょう!Ⅴ―

 

     『平凡』の平凡な思い出(214)
                  ―泣かないで声を出しましょう!Ⅴ

 

今回は”タラ・レバ”の話です、”ニラ・レバ”ではないですよ。
と言っても、このブログはほとんど誰にも読まれていなので、断り書きなど必要ないでしょうが・・。前のヤフーブログでは、ジャンル別にすべての利用者にわかるページがありましたから、読んでいただける機会があったのですが、このはてなブログにはそのようなページがないようなので(有料になるのかな、会員制?)ちょっと残念です。

 

『東京』4月27日付けに、ニッセイ基礎研究所の金明中(キム・ミョンジュン)さんが五味記者のインタビューに答えている中で、このような部分があります。
五味:日本と韓国は、これまでの政治的な対立も影響して、防疫面での協力はありませんでした。むしろ日本側が取った韓国からの入国拒否措置を巡り、韓国は対抗措置を取りました。他にも入国拒否措置を取った国もあるのに、なぜ日本だけに対抗したのですか?
金:ここ数年の日韓関係を反映したものです。日本と韓国、両方の政府に冷静になれと言いたい。むしろ、中国も含めた3か国の協力が必要です。
五味:具体的には、どんなことが可能でしょうか。
金:それぞれの国には得意な部分があるんです。例えば中国はマスクなど医療関連物資の供給能力が高い。韓国はPCR検査に使うキットの提供、検査によって蓄積されたデータや情報ネットワークシステムが強みです。日本は治療薬の開発といった先進技術が優れています。お互いにこういった部分で協力していけば、感染症の防止に確実に役立ちます。

 

本当に隣国としてのよき交流があれば・・と私も普段から願っているのですが・・、そして、これもなお続いている今回の騒動の中でふと思うことです。
もし日・韓・中が仲良くとまで行かなくても、協力的にやっていれば、今回の新型コロナ過は中国で発生しなかったのではないか?ということです。
戦後いい悪いは別にして日本が走り例えばオリンピックにしろ万博にしろ世界的なイベントをやり、その後韓国、中国の順でやっているわけです。
そして、公害にしても日本が先行して水俣病四日市公害を起こしたわけです。
その反省を含め日韓中が定期的にミーティングを開き、日本が適切なアドバイスをし、中国がそれをすなおに受け入れて勉強していれば無暗な経済発展をすることはなかったでしょう。しかし、現実は逆、自然破壊を起こし武漢でCOVID-19を発生してしまった。

 

また北朝鮮による拉致事件にしても、日韓中がスクラムを組んで北朝鮮にいい圧力をかけたり、いい取引材料を与え交渉できていたかも知れない。それにしてもまったく人として許すことのできない犯罪です。
また同様に、それより前に日本軍国主義朝鮮人や中国人を拉致とか騙すことをして日本に連行してきたこと(これもまったく人として許すことのできない犯罪です)も同時に話し合われていれば東アジアの歴史は変わっていたことでしょう。
今までにも何度かお話ししていることですが、映画作家ケン・ローチの姿勢に学ぶべきですよ。現実と正面から向き合い(『私はダニエル・ブレイク』『家族を想う時』等)、歴史にも嘘をつかない(『麦の穂を揺らす風』等)。この姿勢が大事だと思います。

 

もう一つ言わせてもらえば、今問題になっている中国人マナーの悪さも(例えば海外の街中で子供にオシッコさせるとか)なかったかも知れない。
私も数年前、北京経由でバルセロナまで行ったことがあるのですが(ちょっとカンプ・ノウスタジアムまで)、機内で中国人パック旅行団と遭遇しました。一言で云うと”旧来型の日本の社内旅行”みたいでした。わかります?
私はその時、昔の日本の農協のパック旅行もこんなものだったのかなー、と想像してました。(なんかその当時1970年頃、すててこのままホテルのロビーを歩いていたとか?そんな描写が4コマ漫画の『フジ三太郎』にもありましたよ)

 

しかし、実際は3か国間の現状を見ていると、とても未来につながるミーティングなどできそうな雰囲気ではありませんけれど・・・フー…

 

「溜め息のココロだぁー・・フー」

 

                            -ボンちゃん

 

※こちらはフットボール(サッカー)コーナーです。
ドイツに続いてスペイン、イングランド、イタリアのリーグも再開されました・・。https://momo0678.hatenablog.com/