『平凡』の平凡な思い出(211) ―泣かないで声を出しましょう!Ⅱ―

 

  『平凡』の平凡な思い出(211)
     ―泣かないで声を出しましょう!Ⅱ

 

『ニュース23』(TBS)の4月15日と16日の放送で本当のところがわかりかけてきました。大変に危険と言われながら感染者数や死者数が他国と比べてとても少ないのはなぜなのか?がやはり疑問でした。
16日にはロンドンからWHO事務局長の渋谷氏が「日本の実態、感染者数は検査件数が少ないから実際には発表の10倍くらいいる。死者数は新型ウィルスとは関係なくただの肺炎によるものだとされてしまっているからだろう」と話していました。
これがまちがいないといくつかの点でおっかないです・・・。

 

前日15日には緊急記者会見を開いた厚労省クラスター対策班の西浦さんは「私は7割とは言っていない。政府が勝手に言ったもの。7割では効果が出ない。接触率を8割削減しないと危険」このようにハッキリ話していました。
東京都医師会会長の尾崎氏も重ねてわかりやすく説明していました。
医師会と言ったら第二政府みたいな存在でしょう。しかし、そこの会長が政府(首相)見解を真っ向から批判していました。
この「7割発言」は政府(首相)のウソとまでは行かなくてもごまかし、詭弁でしょう。
また同じ学者でも専門家会議の副座長の尾身さんは、7割と8割のちがいの説明を首相の顔がちらつくのか何かしどろもどろでどっちつかずの話し方でした(22日の記者会見)。
ところで専門家会議の座長というのはどなたなんですかね?話をするのはいつも副座長みたいなんですけど・・。

 

そしてBBCのワールドニュースでは「ベルギーは人口比で死者数が多い。それは他国とちがって家で亡くなった人も含めているから正直だ」と伝えていました。「他国では病院で亡くなった人のみの数字です」ということでした。

 

本当に我々も発表された数字を鵜呑みにしないで中身実質を考えなくては騙されてしまいますよね・・。

 

 

3月17日の『セッション22』(TBSラジオ)では感染症学のヤマモトタロウ先生(長崎大学)がその歴史を話してくれました。100年前に大流行した”スペイン風邪”ですが、発生地はおそらくアメリカ東部で第一次大戦に参戦したアメリカ兵によりヨーロッパに運ばれ、そこで大流行。その当時、世界の人口は約20億人だったが5千万人から1億人の人たちが亡くなった、ということでした。
スペインは参戦していなく比較的感染者と死者の数字を正確に公表していた。しかし、参戦国は敵にも味方にも知らせたくないので隠していた。そのために”スペイン風邪”と呼ばれるようになってしまった。先生はこのように話していました。
また「土地開発、人口増加が自然の生態系を壊し(熱帯雨林の乱開発等)無秩序な進出をした結果”新しい感染症”を引き起こした」とも話していました。

 

国際環境NGOグリーンピースは「気候変動を原因とする地球温暖化で生物(蚊、ダニ、コウモリ等)の移動範囲が拡大、アフリカからアメリカ大陸に急速に広がったジカウィルス、ウガンダからカナダに達した西ナイルウィルス、アフリカや東南アジアから亜熱帯西半球に広がったチクングニアウィルスが確認され範囲が広がっています。
環境破壊を伴う大量消費社会。人間がこのライフスタイルを変えない限り、次の世代は産業革命以前の温度よりも4度高い環境で暮らすことになります」と警鐘を鳴らしています。

 

 

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-浅草 羽子板市-

 

そして23日には”厚化粧の都知事”が今度は「買い物は3日に1回にしろ」ですって。何か毎回TV画面に現れるたんびにマスクの柄が変わっていませんか?しかし、どれもあの模様が何か天然痘のぽっちみたいに見えてしまうんですけどねー・・。そしてアベノマスクより大きいでしょう。アレは東京の方が国より偉いんだぞー、って多分言ってるんですよ?
オリンピックのためにコロナウィルス対策を遅れに遅らせた片割れに言われても「うるせぇこの野郎!」という気持ちが正直あります。
無論<信頼関係>の問題です。個人的にはTV画面には”薄化粧で信頼できる人”に出てもらいたいんですけど・・そう思いません?

 

「すっぴんのココロだぁー!」

                          ―ボンちゃん

 

こちらはフットボール(サッカー)コーナーです。
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