『平凡』の平凡な思い出(208) ―ロンドンで『ぐつぐつ』を!Ⅳ―

 

  『平凡』の平凡な思い出(208)
            ―ロンドンで『ぐつぐつ』を!Ⅳ

 

マスクに続いてまたぞろトイレットペーパーの買い占めに走る・・。約50年前(オイルショック)と比べて日本人はあるいは人類は何も学んでいないのか・・・?

(9年前の3.11の時、西日本の方でも乾電池が売り切れてしまう現象が起きましたね・・)
それにしてもあんなもん、いざとなれば新聞紙を四角く切ってね、それでケツを拭けば何てことないっすよ。まだ乾いていないとインクがお尻に付いちゃったりしてね。えー、こんなこと覚えているのは”タケダのプラッシー”を知っている世代まででしょうね?

 

私が聞いたところでは店舗やスーパーで文句を言うのは60過ぎ70過ぎの爺さんが多いそうですよ。「俺は今日10軒も回っているんだぞ」とか店員をどやす。しかし、この件に関して悪いのは店員ではなくて、すでにたっぷりため込んでいるのにまだ買っておこうとする消費者の方なのにね、そして店員の方も「すみません」と頭を下げる(腹ではそんな思いはまるでないのに)。

 

これ、ヨーロッパでは考えられないですからね。お客と店員は平等の関係です。ヨーロッパと比べてだけでなく他のアジアの国々と比べてもこれだけ上下関係をつくってしまっているのは日本だけではないでしょうか・・?
私が考えるところ、この一因は三波春夫にありますね。60年代か70年代からですか、「お客様は神様です」てなことを歌舞伎座かどこかで、まぁのうのうとおっしゃっていましたから。ホント気持ち悪い。『ちゃんちきおけさ』だけ唄ってればいいものをね。

 

そして気になるのがメディアの横文字が多いこと。今回も「クラスター」だとか「バンデなんとか」とかあんなこと言われたってわかんないでしょ。
普段でも「入口」のことを「エントランス」とか「聴取者」のことを「リスナー」とか、それじゃ出口のことを「エグジット」って言っているのかよ、と突っ込みたくなりますよ。もっと年寄り向けにやさしくわかりやすくしてほしいものです。

 

わからないと言えば、ヨーロッパではイタリアでの感染者数が1万7千人以上と突出して多いのはなぜなんですかね?逆にロシアでは出ていないんですかね?何かニュースになってないでしょう。本日の新聞の「新型コロナウイルス感染者が多い国・地域」という表の中にもロシアは含まれていません。これ何もウラ読みのようなことをしているのでなくてホント単なる”素朴な疑問”です。

 

花粉もウィルスも、そして放射線も見えない・・。いつだっか記念式典に行った時、郡山のタクシーの運転手が「(放射線が)見えないからいいんだか悪いんだか・・」と話してくれました・・・。

 

悪運も尽きる。自民党政権はいわゆる「55年体制」から数えるとすでに65年間、ほんのわずかな時間を抜かして超長期政権にあぐらをかいています。そして、そのほんのわずかな時間に1995年の阪神・淡路大震災があり(自社さ連合政権で首相は社民党のまゆげの村山富市)、2011年の東日本大震災の時は民主党政権でした。
しかし、今回世界的危機に直面して、カウンター対策は後手後手で大型豪華客船内で感染者数を増やしてしまい、突然全国学校一斉休校を発表して「私たちの生活を知らない」と大ひんしゅくを買う。そりゃそうですよね、首相はそれをする理由も効果もきちんと言わないし、記者会見では途中で逃げてしまう始末ですから。

「俺よりも無責任だぜ」(植木等)。((『ニッポン無責任時代』は大傑作!))

 

もういい加減に「悪夢のような自民党政権」はやめにしましょ!
少なくても競争させなくてはダメですよ!
それができるのは我々有権者です。
野党は一般生活者のためになる基本的な政策を考え話し合い(妥協が必要)有権者に発表しなくては!

 

スペイン風邪」以来と言っていいのでしょうか?
私が持っている電子辞書を引くと、「1918年から19年にかけて全世界に流行したインインフルエンザで、それによる死亡者数は第一世界大戦によるそれよりも上回ったと言われている」とあります。
ド素人大臣が揃っている自民政権はもとより、それに諮問されている専門家の先生たちも先が読めなくて判断がアッチ行ったりコッチ行ったりで2月発表の「山場はここ1~2週間・・」がその2週間後(3月9日)には「終息がわからない。年を越すかも知れない・・」に変わってしまいました。

 

日本国内では電車の中で咳をすると一斉に振り向かれたり、バスの中で花粉症の子供がくしゃみをするとおっかないおじさんから「次の停留所で降りろ」と言われたり、欧米では街中でアジア系の人が突然消毒液をかけられたり殴られたりと落ち着きがありませんよね。
その中で『東京』3月6日の筆洗の中に「肺炎対策でイスラエルパレスチナ自治政府が協力を始めた。ウイルスは国境を知らない、とパレスチナ当局者が言っている」と載っていました。

 

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ー駅 ロンドンー


で、ここからようやく副題になっているロンドン小旅行に関係する話に入って行けるのですが、5泊のうち最後の2泊は近所にあったアールズコートYH(ユースホステル)のドミトリーに泊まりました。日本ではYHそのものが少なくて、また若い人たちだけが利用できるものと思われていますが、ヨーロッパでは大人でもお年寄りでも普通に利用していますよ。
私が今まで利用したYHで一番気に入っているのはフライブルク(ドイツ)です。人口は20万人ほどの小さな街ですけど、でっかいYHで黒い森(シュバルツバルト)の入口になります。ドイツではたいがい朝食が付いていてそれもビュッフェ形式になっているから食べ放題。若者も若くなくても貧乏旅行をしている私のようなおじさんでも腹いっぱい詰め込んで、そして大きなリュックを背負って旅立っていけますよ!

バックパッカーズホステル(民間のYHのような宿泊所)で一番のお薦めはニュージーランドのピクトンにある『ヴィラ』。南島の北側の小さな街でフェリーの港になっています。ヴィラはとても家庭的でゆっくりできますよ。姉さん夫婦のもとで妹のニッキーが働いていて日本にホームステイをしたことがあるそうで、自分のことを「ニッキーさんニッキーさん」と呼んでいます。(今もいるかなー・・?)

 

そして、これは私のまったく個人的な考えですが、世界のリーダーたちは年に一度サミットとかをやっているようですが、その際の宿泊所はこれらのドミトリーにすればとお薦めします。いいじゃないですかね、トランプとシュー・キンペイが相部屋になったり、ジョンソンとメルケルが同じ部屋の洗面台で歯を磨いたりしてね(いやニュージーランドバックパッカーズホステルは男女関係ないですから)、みんな共同して生活することを覚えますよ。また各国それぞれの寝言を聞くこともできますよ。これけっこう面白いッスよ!

 

                           ー革新系ノンポリ

 

                            

※こちらはフットボール(サッカー)コーナーです。
  ウァー、延期・・・
 https://momo0678.hatenablog.com/